『宵越しの茶は飲むな』という言い伝えを知っていますか?
これは科学的にも立証されていることなのです。
お茶の葉にはタンニンという抗菌作用のある成分が含まれています。
そして、たんぱく質もたくさん含んでいます。
タンニンは水に溶けるため、茶葉にお湯を入れてお茶を出すと、お湯の中に溶けこみます。
だから緑茶は のど風邪に効く、体に良いなどと言われるんですね。
では、残った茶葉は……?
そう、タンニンはお湯に溶けてしまいましたので、それによって茶葉のたんぱく質が腐敗してしまうのです!
お茶を淹れたあとの茶葉を放っておくと、味だけではなく、品質的にもどんどん悪くなってしまいます。
腐敗したたんぱく質が原因で食中毒になってしまうこともあるのでお気をつけて。
お茶は、できるだけ淹れたてを 必要な量だけ淹れて 飲むのがオススメです。